NBAステフィン・カリー「来年、五輪のために帰ってきたい」東京で宣言
米プロバスケットボールNBAウォリアーズのスター選手、ステフィン・カリー(31)が23日、「来年、五輪のために帰ってきたい」と、東京五輪への思いを明かした。この日は東京都三鷹市内で高校年代の学生30人を対象に公開キャンプを行った。
カリーは今回が3度目の来日。「日本の方々が大好きだし、街も大好き。車の窓からの風景も、日本食も」と笑顔で日本愛を語り「できれば来年、五輪のために帰ってきたい」と力を込めた。
カリーはこれまで2010年と14年の2度世界選手権に出場し、金メダルを獲得しているが、五輪の出場はない。実際に東京の街を訪れたことで「エネルギーがどんどん高まっていることを感じる」と話し、4年に一度、国を背負って戦う大舞台を見据え「ナショナルチームの一員として参加できたらいいなと思う」と語った。
この日は応募者約200名からセレクションを経て選ばれた日本の高校年代の学生30人が参加し、約2時間、3対3などの練習を実施。カリーは「集中して一生懸命練習してくれていた」、「アドバイスを出すと、目が輝いていた。次のプレーでやろうとしていたのも見えて本当に良かった」など、日本の高校生との時間を楽しんだ様子だった。