多田修平「ここから復活」 日本選手権、男子100Mへ意気込み
「陸上・日本選手権」(27日開幕、博多の森陸上競技場)
有力選手による会見が26日、会場で行われた。男子100メートルの自己ベスト10秒07を持つ多田修平(23)=住友電工=は「ここで『復活』を実現できたら」と意気込みを語った。
多田は17年日本選手権2位で、夏の世界選手権では準決勝まで勝ち進んだスプリンター。しかし昨季は不調から5位と沈み、涙を流した。
「去年は5位という結果で負けているので、やっぱり優勝目指して世界選手権の切符を勝ち取りたい」と多田。今春関学大を卒業し、迎えた社会人1年目のシーズン。「去年より自信はある。さっきもちょっと練習したけど、調子もいい感じで上がってきているので、しっかりレースに臨めたら」と前向きに話した。
男子100メートルは27日に予選、準決勝、28日に決勝が行われ、優勝すれば世界選手権(9月開幕、ドーハ)の代表に内定する。