土井杏南が11秒55で予選トップ通過 日本選手権女子100Mで
「陸上・日本選手権」(27日、博多の森陸上競技場)
女子100メートル予選が行われ、予選2組の土井杏南(23)=JAL=が11秒55(追い風1メートル)の全体トップで準決勝に進出した。一昨年の覇者、市川華菜(28)=ミズノ=は予選3組で12秒01の3位となり、準決勝進出を逃した。
U20日本記録(11秒43)を持つ土井は12年ロンドン五輪以降は不振が続いたが、今月2日の布勢スプリントの予選で、2013年以降の自己最高記録となる11秒52(追い風1・9メートル)をマークするなど、復調。今大会では世界選手権(9月開幕、ドーハ)の参加標準記録11秒24を目指している。女子100メートルの準決勝は同日19時20分から行われる。