ラグビー・トヨタ自動車 相次ぐコカイン逮捕で謝罪文書 公式SNSは一時閉鎖中
ラグビートップリーグのトヨタ自動車が28日、所属選手が麻薬取締法違反容疑で相次いで逮捕されたことについて「弊部部員の不祥事のお詫び」と題した文書を発表し、謝罪した。
27日に所属選手のFBイエーツ・スティーブン容疑者(35)がコカインを所持したとして愛知県警に麻薬取締法違反容疑で逮捕された。これを受けて、同チームの宗雲克美部長名義による文書では「この度、弊部部員が連続して重大な法令違反により逮捕されたことに対し、心よりお詫び申し上げます。フェアプレーの世界に身を置くアスリートが、反社会的行為により逮捕されたことは極めて遺憾に感じております。今後の警察の捜査に対し、引き続き全面協力していくことは勿論、当該部員に対しましては、捜査の状況を踏まえ厳正に対処いたします」と謝罪した。
今後について「皆様からの信頼を一日でも早く回復できるよう、誠心誠意、全身全霊をもって努めてまいります。これまで応援いただきました皆様の信頼と期待を裏切る事態となりましたことに、重ねて心よりお詫び申し上げます」と記した。
ラグビー界の名門チームにおいては、トヨタ社員でSO樺島亮太容疑者(28)が今月20日に愛知県警に麻薬取締法違反容疑で逮捕された。チームは同日謝罪文書を発表し、公式SNSを一時閉鎖した。そして21日には、22日から開幕するトップリーグカップの出場辞退を発表。チームは当面活動休止となっている。