新小結の竜電、精力的に11番 大相撲、荒磯親方も絶賛

 大相撲の新小結、竜電が29日、名古屋市天白区の二所ノ関部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古で11番相撲を取り、琴奨菊らへの素早い攻めが光った。3日間の連合稽古で計53番も取るなど名古屋場所(7月7日初日・ドルフィンズアリーナ)を前に体を精力的に動かし「しっかり稽古できた」とうなずいた。

 本場所へ向けて自らを追い込む姿を見守った、同じ一門の荒磯親方(元横綱稀勢の里)が絶賛。「顔つきが変わっていてびっくり。自信があるからだろう。腰回りも大きくなった」と新三役となった覚悟を感じ取っていた。

 股関節のけがから復帰した竜電は本場所でまずは勝ち越しを目指す。

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