連覇狙った飯塚翔太は無念の途中棄権 右足大腿二頭筋を負傷「突然衝撃が…」
「陸上・日本選手権」(29日、博多の森陸上競技場)
世界選手権(9月27日開幕・カタール、ドーハ)代表選考会を兼ねて行われ、男子200メートル予選で、2連覇が懸かった飯塚翔太(28)=ミズノ=は右足を痛め、無念の途中棄権となった。
飯塚はコーナーの途中で右足大腿二頭筋を痛め、足を引きずる形となり、無念の棄権となった。豪華メンバーが揃った前日の100メートルでは、終盤に力強い伸びを見せ、健闘の4位。本職の200メートルで、2冠を狙うサニブラウンとの対決に期待が集まっていたが、決勝での対戦は叶わなかった。
レース後に「50メートルぐらいのコーナーの頂点付近で、突然衝撃がきて、レースをやめたという感じです。調子が良かったので、とても残念でしたが、このような結果になってしまったことは仕方がないので、自分ができる準備をしてできる限り早く復帰したいと思います」と、コメントを発表した。