近代五種の東京五輪テスト大会 V英国選手が“定刻運営”に感動「時間ぴったり」

 「近代五種・W杯ファイナル東京大会」(29日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 2020年東京五輪のテスト大会を兼ねて行われ、男子はジョセフ・チューン(英国)が1457点で優勝し、五輪出場権を獲得した。日本勢では嶋野光(自衛隊)の18位が最高だった。

 近代五種はフェンシング、競泳、馬術、レーザーラン(射撃、ラン)の複合で行われる競技で、W杯が日本で開催されるのは今回が初めて。来年の五輪本番のテスト大会としてほぼ同じ会場で行われたが、のべ3482人の観衆が熱視線を送り、競技間のスケジュールがずれ込むこともなく、大きなトラブルもなく大会3日目を終えた。

 男子で優勝したチューンは「運営は非常に組織化されていた」と感心し、「時間ピッタリでよく運営できていた」とスケジュール通りの大会運営に感動した様子。日本代表の嶋野も、普段は海外での大会が多いだけに「フェンシングで試合が長引いたりすると運営も(後の時間を)遅らせたりするが、(時間の)見積もりがしっかりしているのが日本の良さ」と改めて実感したという。

 また、国内開催だと移動による疲労などが軽減されるだけに、小野友行(警視庁)は「やりやすいと思った」と自国開催のアドバンテージにうなずいていた。

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