世界選手権代表にサニブラウンら リレー候補も発表 山県、飯塚も名を連ねる

ドーハで開催される世界選手権に向けて新ユニフォームを披露するサニブラウン=福岡県内(撮影・堀内翔)
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 日本陸上連盟は1日、福岡市内で9月に開幕する世界選手権(カタール、ドーハ)のトラック&フィールド代表選手発表会見を行った。前日まで行われた日本選手権などで内定した10人(男子6人、女子4人)を選出。男子100、200メートルで2年ぶりの2冠を達成したサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=、女子やり投げの北口榛花(21)=日大=らが選ばれた。残る選手たちは参加標準記録の有効期間である9月6日までの世界ランキングなどにより選考する。

 また、リレーの代表候補選手も発表され、金メダルの期待が懸かる400メートルリレーでは、サニブラウン、桐生祥秀、小池祐貴、飯塚翔太、多田修平、山県亮太、白石黄良々、ケンブリッジ飛鳥、坂井隆一郎、川上拓也、橋元晃志の11人が名を連ねた。リオ五輪銀メダルメンバーでもある山県は直前に気胸を発症し、日本選手権出場を断念したが「これから本番まで3カ月ある。回復がなされて、本人の意思があれば」(麻場強化委員長)、また飯塚も200メートル予選で右足太ももを負傷したが「軽度の肉離れという見立て。3カ月で回復するものと見ている。彼のリーダーシップは欠かせないものがある」(同強化委員長)と、説明。過去の貢献度、実績も含め選出された。個人での出場状況も見ながら、9月6日以降に5~6人に絞られる。

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