新国立のトラック存続、陸連歓迎 五輪後利用、球技との兼用検討で

 2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の大会後利用で、陸上と球技の兼用にする方向で検討が進んでいることに関し、日本陸上競技連盟の尾県貢専務理事は4日、報道陣の取材に応じ「ありがたいこと。(五輪の)レガシー(遺産)として(トラックを)残していただくのは歓迎」と述べた。

 新国立の後利用は、17年11月に政府の関係閣僚会議で「基本的な考え方」が了承され、トラックを撤去して球技専用競技場に改修される計画になっていた。陸上界はトラック存続を断念し「全くアプローチはしていなかった」と言う。

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