重量挙げプレ五輪 三宅宏実は怪我で棄権も五輪会場に思い新た「帰ってこられるように」

 「東京五輪テスト大会 重量挙げ日中韓友好大会」(6日、東京国際フォーラム)

 来年に迫る東京五輪のテスト大会が開幕した。女子48キロ級で3大会連続五輪メダルを目指す三宅宏実(33)=いちご=は、5月の全日本選手権で右太ももの付け根を肉離れした影響もあり、9月の世界選手権を見据えて棄権した。それでも選手紹介までは参加し、五輪会場の雰囲気を体験。「いよいよだなと思った。競技はできなかったけど、ステージには立てたので、1年後に帰ってこられるように頑張りたい」と、目を輝かせた。

 普段はコンサートなどが行われる会場。少し前に大好きなアーティストのYUKIのライブを見に来たそうで「(今までの五輪を含めて)こんな立派な会場はないと思う。五輪では満員だと思うので、そんな中で試合ができると思うとワクワクするし、鳥肌が立つ」と、1年後を思い描いた。

 右太ももの怪我は「7割ぐらい」と、回復途上。「世界選手権には間に合わせます」と、意気込んだ。東京五輪本大会ではメダル1号の期待も懸かる。「まずは五輪の枠を取って、そこに入り込めるようにしたい。切符をとったら、いい色のメダルがとれるように頑張りたい」と、笑顔で意気込んだ。

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