レスリング世界選手権代表は川井梨紗子「まだここで終わりじゃない」伊調は敗戦

伊調馨(右)を破った川井梨紗子=和光市総合体育館(撮影・中田匡峻)
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 「レスリング・世界選手権代表選考プレーオフ」(6日、和光市総合体育館)

 女子57キロ級で、五輪4連覇中の伊調馨(ALSOK)と、リオ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(ジャパンビバレッジ)が対戦し、川井梨が勝利。世界選手権(9月、カザフスタン)代表に決まった。

 公表されている東京五輪の代表選考方法では、今年の世界選手権の代表になりメダルを獲得した選手は、そのまま東京五輪の代表に内定する。

 また、世界選手権で5位以内(6人)に入り国としての出場枠を確保し、メダルを獲得できなかった選手は今年12月の全日本選手権で優勝すると東京五輪代表に決まる。もしも、世界選手権で出場枠を確保した選手と、今年の全日本選手権の優勝者が違う場合は、その2人でプレーオフを行う。

 川井梨は試合後の場内インタビューで心境を問われ、「すぐに出てこないですが、すごく注目される試合で、初めてではないですが、レスリングを知るきっかけになる試合をできたことをうれしく思います。まだここで終わりじゃない。目標がぶれないようにもっともっと練習を頑張りたい」と語った。

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