大橋悠依 高地合宿で大成長 世界選手権で五輪切符つかむ!
「競泳・世界選手権」(12日開幕、光州)
競泳日本代表の大橋悠依(23)=イトマン東進=が10日、約5週間の高地合宿を終え、米国から成田空港に帰国した。酸素運搬を担う血中のヘモグロビン濃度は合宿前より7%増と成果は十分。平井伯昌コーチと密にコミュニケーションを取りながら練習し「すごく充実した合宿になった」とうなずいた。
12日開幕で21日から競泳競技が始まる世界選手権(韓国・光州)では200、400メートル個人メドレーに出場予定。金メダルなら東京五輪代表に内定する。「鉄の女」の異名を持つリオ五輪3冠のホッスー(ハンガリー)がライバルとなるが「東京五輪へ向けて、手応えのあるレースをしないといけない。(本命の)400は自己ベストはもちろん、メダルの色にこだわらず自分のレースをしたい」と前向きに語った。