松岡修造、無念 錦織敗戦「心臓痛くなった…」 BGM合わせ「ウルトラソウル!」
スポーツキャスターでタレントの松岡修造が11日、都内で行われた「世界水泳・競泳日本代表壮行会」に登場した。壮行会前に“前説”としていきなり現れた修造は、会場に応援に駆けつけたファンと軽妙なやりとりを展開したが、テニスのウィンブルドン選手権でロジャー・フェデラーに屈した錦織圭については「残念。心臓が痛くなった」と無念の思いをつぶやいた。
修造は本番前にいきなり登場。マイクを手に集まったファンとトークを展開し、会場は一気に盛り上がりを見せた。
その中でやはり触れずにいられなかったのが錦織の激戦。勝てば86年ぶりとなる準決勝進出だったが、フェデラーの前に逆転で沈んだ。会場では世界水泳のイメージソングでもあるB’zの「ultra soul」がかかっていたが、歌詞にちなみ「錦織圭、夢じゃない…のよ。眠いのよ!」と切り出すと「ただ、昨日の試合負けたことで完全に吹っ切れてウルトラソウル!水泳に集中します」と、自分に言い聞かせるように語り出した。
その後、世界水泳に出場する選手の話となったが、途中でやはり錦織の試合に話が戻り「錦織君、残念。心臓が痛くなった…」と無念の表情。「1セット取った。信じられない体力、全部使って。最初からすごい。フェデラーをブレイクして」と、先制した展開を興奮気味に伝えた。
「でもフェデラーもこれはまずいという雰囲気を見せた。ただ芝が強い。一気に王者のプレーをされちゃったから」。その後はフェデラーが圧巻プレーで錦織を下したが「最後までああいうプレーを見ているだけで…」と言いかけたところで、スタッフから「時間です」と言われ、トーク断念となった。
もちろん壮行会では、水泳に全力集中。難波選手や松元選手に軽妙トークを仕掛けるなど、壮行会をしっかり盛り上げていた。