セリーナ、わずか59分完勝!11度目の決勝進出 ハレプとの元世界1位対決に
「テニス・ウィンブルドン選手権、準決勝」(11日、ロンドン)
女子シングルス準決勝で過去7度優勝している第11シードのセリーナ・ウィリアムズ(37)=米国=が世界ランキング54位のバルボラ・ストリコバ(チェコ)に6-1、6-2で完勝し、2年連続11度目の決勝進出を果たした。13日の決勝ではマーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶ四大大会歴代最多24個目のタイトルを目指し、初制覇を狙う第7シードのシモナ・ハレプ(27)=ルーマニア=との元世界1位対決に臨む。
わずか59分で格下ストリコバの挑戦を退け、S・ウィリアムズが2年連続で女子シングルス決勝に駒を進めた。試合ごとに調子を上げる第一人者は「昨年より落ち着いている。冷静なときはいいプレーができる」と準優勝に終わった昨年の雪辱に自信をのぞかせる。
オープン化以降の四大大会で最年長の37歳291日で決勝の舞台に立つ。四大大会で歴代最多に並ぶ24勝まであと一つ。「23勝でも24勝でも関係ない。ベストを尽くすことが大事」と記録を意識することなく、平常心で大舞台に臨む。