納谷、猛攻で2勝目 左足の痛みにこらえた「痛い時こそしっかり自分の相撲を」

 「大相撲名古屋場所・9日目」(15日、ドルフィンズアリーナ)

 “昭和の大横綱”大鵬(故人)の孫で元関脇貴闘力の三男、西幕下6枚目の納谷(19)=大嶽=が美ノ海(木瀬)に押し勝って2勝目(3敗)を挙げた。立ち合い、踏み込み強く押し込んだ。1度、引いて呼び込んだが再び押し戻して猛攻。勝負を決めた。

 前日、千代鳳(九重)に寄り倒され3敗目を喫した際、土俵際で崩れた時に左足首を痛めた。この日はテーピングで固めて出場。取組後は左足をひきずり、痛みをこらえた。

 「(足首は)終盤なので大丈夫。問題ない。痛い時こそしっかり自分の相撲を取る。下がると痛いので。一気に出るより突き切る自分の相撲を取る」と、気合を入れた。

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