Sクライミング15歳・森、2大エースに勝つ!世界選手権で五輪切符へ
スポーツクライミングの日本代表が15日、リード、スピードのW杯欧州遠征から成田空港に帰国した。シニア参戦初年度ながらスイス大会のリードで3位に入った森秋彩(15)=つくば開成高=は「練習の成果が出たかな」と、はにかんだ。
東京五輪代表枠は男女とも最大2枠。日本協会は8月の世界選手権(八王子)で、東京五輪と同じボルダリング、リード、スピードの3種目の複合競技で、7位以内となった日本人最上位選手を代表内定とする方針。伸び盛りの森は、2大エースの野中生萌、野口啓代らとまず1枚の切符を争う。「五輪に出たい。(各種目の順位を掛け算して争う)複合は何か1つでも1位の種目があると優位。リードで1位を獲れば見えてくる。苦手なスピードも強化したい」と、思い描いた。