高安休場で兄弟子・荒磯親方「オレが言っても説得力ないけど焦らず治して」

 「大相撲名古屋場所・11日目」(17日、ドルフィンズアリーナ)

 大関高安(29)=田子ノ浦=が11日目の17日、休場した。日本相撲協会に「左肘関節内側側副靱帯(じんたい)断裂で約1カ月の休養、加療を要する見込み」との診断書を提出した。8日目の玉鷲(片男波)戦で左肘を痛めていた。

 兄弟子の荒磯親方(元横綱稀勢の里)は「場所前から良かっただけに残念。お客さんに申し訳ないと思っていると思う。(横綱戦休場に)本人は悩んだと思う」と代弁した。

 この日の朝、大関から「休場することになりました」と報告があった。「あれだけガッチリ(テーピングで)固めていた。いいわけないと思っていた。いい判断じゃないかな。悪い見本がいるから参考にしたんじゃないか」。自身は横綱時代、左胸付近を痛め、8場所連続休場しただけに、弟弟子にはしっかり治すことを求めた。

 左肘は靱帯断裂。「一部か完全か精密検査して。しっかり治して焦らず。俺が言っても説得力がないけど。ケガに関しては」と、苦笑いしていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス