大相撲、4大関不在で理事長陳謝 名古屋場所11日目、高安休場

 大相撲名古屋場所11日目の17日、西大関高安(29)=本名高安晃、茨城県出身、田子ノ浦部屋=が左肘の負傷により休場し、昭和以降初めて4大関不在となった。日本相撲協会関係者からは残念がる声などが相次いだ。

 10日目まで2敗だった高安は11日目に1敗の横綱白鵬戦が組まれていた。八角理事長(元横綱北勝海)は「横綱戦がなくなってしまい、本当に申し訳ない。番付上位の人が休めば割(取組)も寂しくなる」と陳謝した。

 高安の兄弟子の荒磯親方(元横綱稀勢の里)は「お客さんに申し訳ないと思っていると思う」と心情を思いやった。

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