バスケ男子ラマスHC 八村、渡辺、馬場ら最強布陣でW杯欧州勢初撃破誓う
21年ぶりの自力出場となるバスケットボール男子のワールドカップ(W杯、中国)を前に、日本代表のフリオ・ラマスヘッドコーチ(HC)が18日、都内で取材に応じた。
日本人で初めて米プロバスケットボール・NBAのドラフト1巡目でワシントン・ウィザーズに入団した八村塁(21)、グリズリーズとツーウエー契約を結んでいる渡辺雄太(24)、Bリーグ・アルバルク東京の馬場雄大(23)、宇都宮の比江島慎(28)の4人が参戦したNBAサマーリーグについて「日本から4人というのは驚きだし、快挙」と喜び、特に1巡目指名選手として貫録のプレーを見せた八村について「順応能力が高いなと思った。周囲に能力の違いを示していた」と称賛した。
20日からW杯に向けた合宿を開始。八村、渡辺らも途中から合流する。8月のテストマッチ5試合を経て、9月の大一番に挑む。一次リーグではトルコ、チェコ、米国と対戦。「いきなり結果が出るかといえば、そうではない」と前置きした上で、「今まで日本はW杯でペルー、パナマ、プエルトリコ、パラグアイ、セネガルしか勝っていない。欧州には勝ったことがない。欧州からの初勝利が我々にとって快挙になる。まずそこを目指して行きたい」と、目標を掲げた。