元安美錦「いい力士人生だった」 引退会見、涙も
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大相撲名古屋場所11日目の17日に現役を引退した元関脇安美錦の安治川親方(40)=本名杉野森竜児、青森県出身、伊勢ケ浜部屋=が18日、名古屋市のドルフィンズアリーナで記者会見し「好きな相撲をここまで長くやれて、土俵に立てて幸せだった。いい力士人生だった」と感慨に浸った。
今場所が魁皇と並んで史上1位の関取在位117場所目だった。22年余りの現役生活で思い出の一番に2017年九州場所千秋楽の千代翔馬戦を挙げた。16年夏場所での左アキレス腱断裂を克服し39歳で再入幕した場所。最後に得意の上手出し投げで敢闘賞を決めて涙を流し「いい瞬間だった」と述懐した。