五輪聖火のトーチ、宇宙へ 日本人飛行士が地球と交信

 2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの目玉企画として、トーチを国際宇宙ステーションに運び、日本人宇宙飛行士がトーチを手に地球と交信を行う方向で大会組織委員会など関係機関が調整を進めていることが19日、分かった。ステーションには今年終わりごろから野口聡一さん、20年5月ごろからは星出彰彦さんが滞在予定で協力を得る方針。安全面から火は運べないが、大会を広くPRする狙いがある。

 関係者によると、五輪は来年3月26日に始まる聖火リレーの「特別編」として4~5月ごろにランナーが走らない移動日に合わせ、宇宙と交信する案がある。

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