内村航平「元キング」と自虐も、愛娘たちの叱咤励みに逆襲宣言
体操男子のロンドン、リオ五輪王者の内村航平(30)=リンガーハット=が20日、埼玉県越谷市で行われた「埼玉で開催!東京五輪1年前イベント~Tokyo 2020 1 Year to Go!]でトークショーなどを行った。
司会者からは「キング」と異名を紹介されたが、17年を最後に世界の頂点に届いてないことから「正確には“元キング”です」と、自虐気味に訂正した。怪我が続き、今年はまさかの代表落ちも経験。「絶対に(東京五輪に)出られるというのは、まだはっきりとは言えない」としつつも、「絶対に出たいという思いがあればいける。過去3大会もそうしてきた」と巻き返しに向けて、言葉に力を込めた。
心を奮い立たせるのは、愛娘2人の存在。「かなり励みになりますね」と、頬を緩めた。最近は演技に対することも言われるようになったといい「たまに文句も言われる。着地で失敗すると、『こけたね』って」と、苦笑い。それでも「緊張とかしないけど、娘たちと接すると、ほっこりしてリラックスできる」と、明かした。