鶴竜の井筒部屋、火事から再建の宿舎と復活競演

 「大相撲名古屋場所・千秋楽」(21日、ドルフィンズアリーナ)

 横綱在位が歴代10位タイの32場所となった鶴竜が7場所ぶり6度目、令和で初の優勝を飾った。横綱同士、結びの一番、寄り切って14勝目(1敗)を挙げ、1差で追走していた白鵬を振り切った。

 鶴竜の井筒部屋は今年から名古屋の宿舎が「宇宙山乾坤院」に戻った。500年以上の歴史がある同院は3年前に大火事で消失し、今年5月に再建された。3年間、鶴竜も途中休場し同院の住職・鷲見光洋氏は「うちも復活してみせるので横綱も復活してください」と去年の名古屋場所でハッパ。ともに復活を果たし「パワースポットです」と胸を張った。「宇宙」は全国でこの院だけの山号で開祖が「“世界は俺のもの”という認識で使ったのでは」と住職は説明した。

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