リレー侍37秒78で2位 期待膨らむ日本歴代3位好タイム
「陸上・ダイヤモンドリーグ」(21日、ロンドン)
男子400メートルリレーで多田修平、小池祐貴(ともに住友電工)桐生祥秀(日本生命)白石黄良々(セレスポ)の日本は、日本歴代3位の37秒78で2位に入った。英国が今季世界最高の37秒60で優勝した。
金メダルを目指す来年の東京五輪へ、期待の膨らむ走りだった。男子400メートルリレーの日本は銀メダルを手にしたリオ五輪決勝の37秒60、同予選の37秒68に次ぐ好記録をマーク。桐生は「最低限の目標は達成できた」と手応えも口にした。
サニブラウンをアンカーに据える可能性を踏まえ、今大会は小池から桐生へつなぐ布陣を試した。小池は代表では初の直線区間。日本陸連の土江五輪強化コーチは「メンバーも(起用)パターンもいろいろある。伸びしろを考えれば評価に値する」と満足げだった。