米プロバスケットボール・ＮＢＡに日本人で初めてドラフト１巡目指名され、ワシントン・ウィザーズに入団した八村塁（２１）は２２日、都内で日清食品とのグローバルスポンサーシップ契約会見に出席した。日清によると契約は複数年。６月２０日のＮＢＡ入り以降、初の日本凱旋、国内での記者会見に、テレビカメラ３０台以上、報道陣１００人以上が集まり、注目度の高さを示した。

　グレーのスーツ姿で登場した八村。会見では自身初のＣＭもお披露目されたが、その出来栄えに「カッコいいですね。すごいカッコいい！初ＣＭなんですけど」と、自画自賛。帰国直後に撮影したそうで「映画をやっているみたいだった。楽しかった」と語った。

　ＣＭの最後には故郷の富山弁で「こんにちは！」を表す「まいどはや！」を披露。「僕のお気に入りのところ。（宮城の）高校に入るまでは富山弁だった。今はもう出ないんですけど」と、笑った。

　最後の質問で、富山のテレビ局から「好きな富山弁は？」と問われると、「ちんちんかいかい（正座）」と照れくさそうに話し、去って行った。