池江璃花子に世界からもエール 得意種目ライバルが「NEVER GIVE UP」
「競泳・世界選手権」(22日、光州)
2月に白血病を公表し、闘病中の池江璃花子(19)=ルネサンス=に、世界からもエールが届いた。
池江が最も得意とする100メートルバタフライのメダリストたちが表彰式後に、手のひらに池江へのメッセージを書き、写真を撮る姿が、豪州のスイムチームのツイッターに掲載された。
親交のある銀メダリストのサラ・ショーストロム(スウェーデン)、金メダリストのマーガレット・マクネイル(カナダ)、銅メダリストのエマ・マキオン(豪州)が、ハートマークを交え「Rikako NEVER GIVE UP」と、文字とハートマークを書き、カメラにアピール。闘病を続ける池江の回復と復活を願うメッセージをおくった。
五輪メディアの「オリンピックチャンネル」は「リカコ・イケエがバタフライのメダリストたちから、心温まるメッセージを受け取った」と、報じた。
今大会では池江不在の中、女子400メートルリレーの選手たちが日本記録を更新する意地の泳ぎで、五輪出場枠を獲得。韓国の地から、闘病中の仲間に力強いメッセージを送り続けている。