鶴竜、横綱在位歴代10位タイに 謙虚な姿勢貫く「“鶴竜らしく”やっていきたい」
大相撲名古屋場所で7場所ぶり6度目の優勝を果たした横綱鶴竜(33)=井筒=が22日、優勝一夜明け会見を名古屋市内で行った。横綱在位32場所は歴代10位タイ。トップ10には白鵬、北の湖、千代の富士、大鵬、貴乃花…とビッグネームが並ぶがあくまで謙虚。「“鶴竜らしく”やっていきたい。ありのままに」と、愚直に名横綱の道を歩んでいく。
3年連続途中休場していた名古屋で初賜杯。「自分の優勝を喜んでくれる人の顔を見ると、あー良かったと思う」と格別な喜び。
会見後にはモンゴルへ2年ぶりの帰郷。家族に加え、部屋の女将(おかみ)さんも同行して凱旋する。「女将さんは『また馬に乗って草原を走りたい』と言っていたので乗ってもらいたい」と笑みを浮かべた。