ビーチバレー強化指定選手が暴力 試合中、チームメートに
日本バレーボール協会の最高ランクの強化指定を受けているビーチバレーの上場雄也選手(35)=松戸レガロ=が公式戦でチームメートに暴力を振るっていたことが22日、関係者への取材で分かった。日本協会は問題を把握しているが処分せず、公表もしていない。
関係者によると、6日のジャパンツアー第3戦沖縄大会の試合中、ペアを組む選手(22)の胸ぐらをつかむ、喉元をわしづかみにするなどした。翌7日も出場したが、手を抜いたプレーをした。
上場選手は昨年のジャカルタ・アジア大会代表で今年の世界選手権にも出場。日本オリンピック委員会の強化指定選手でバレーボールの代表経験もある。
日本協会は7日のプレーだけを問題視し「スポーツマンシップの精神に反した態度でプレーを行った」などとしておわびをホームページに掲載した。