瀬戸大也 チームジャパン「勢いづける」大会初レース上々発進

 「競泳・世界選手権」(23日、光州)

 競泳で男子200メートルバタフライ予選が行われ、今大会初レースに臨んだ瀬戸大也(25)=ANA=は1分54秒56の全体2位で午後の準決勝に進出した。

 瀬戸にとっては今大会最初のレース。「1発目なので大切にしたいと思った」と力強い泳ぎを見せ、ハンガリーの新星ミラークと競り合いながらゴールした。「56秒台でいいかなと思っていた」というが、上々のタイムに「いい感じでスタートが切れた」。表情は明るかった。

 22日の男子100メートル平泳ぎ決勝では小関也朱篤(ミキハウス)が4位。女子200メートル個人メドレーでは大本里佳(イトマン)が5位、前回銀の大橋悠依(イトマン東進)は泳法違反で失格と、メダルを期待されながら届かないレースが続いていた。「メダルを取ることや結果を出すことは難しいと思った」と瀬戸。それでも日本男子の主将として「自分がメダルを取って、少しでもチームに勢いづけられれば」と力強く語った。

 男子200メートルバタフライは23日夜に準決勝、24日に決勝が行われる。

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