リオ銅の奥原希望 日本人対決に快勝も「すごく緊張した」
「バドミントン・ジャパン・オープン」(23日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
女子シングルス1回戦で、世界ランク2位でリオデジャネイロ五輪銅メダリストの奥原希望(24)=太陽ホールディングス=が、同29位の川上紗恵奈(21)=北都銀行=との日本人対決を2-0(21-9、21-17)のストレートで制し、2回戦に進んだ。
奥原は第1セットからショットが好調で、相手を揺さぶった。第2セットは一時、11-14とリードされる場面があったものの、地力の違いを見せつけて快勝。「すごく緊張した。独特な雰囲気を久々に感じて、圧倒されるぐらいだった」と振り返った。
2015年以来、4年ぶりのタイトル奪回について問われると「だいぶ早い。優勝したい気持ちは常にあるけど、あまり考えていない」と即答。「明日で五輪1年前と言われるけど、全然気にしていない。目の前の1試合、1球を自分らしくプレーすることに集中する。その先に結果がついてくる」と、平常心を強調していた。