フェンシング団体戦 日本男女ともに9位…8強入りならず

 「フェンシング・世界選手権」第8日(22日、ブダペスト)

 団体が行われ、8強入りを逃して順位決定戦に回った男子フルーレ(松山、三宅、敷根、鈴村)と女子サーブル(江村、福島、青木、田村)の日本は、ともに9位だった。23日の最終日を待たずに個人、団体とも2大会連続でメダルなしが確定した。日本は9、10位決定戦で男子フルーレは英国に45-41で競り勝ち、女子サーブルはポーランドを45-34で退けた。

 男子フルーレは3回戦でドイツに敗れて8強入りを逃したが、順位決定戦の3試合をいずれも制して9位は確保した。主将の松山は「負けてから気持ちの切り替えがきつい中で頑張れた」と前向きに捉えた。ドイツ戦で敗因となる大量失点をした敷根は「事前に練った対策が自分には緊張につながってしまった」と反省したが、順位決定戦では切れのある攻撃を取り戻して貢献した。

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