バスケ富樫勇樹が骨折…W杯出場は絶望的 ラマス監督「痛手」

 21年ぶりの自力出場となるバスケットボール男子W杯(8月31日開幕・中国)日本代表として活躍が期待されていたPG富樫勇樹(25)=千葉=が24日、右手第4中手骨骨折で全治2カ月と診断され、W杯出場が絶望的となった。20日の練習で負傷。この日に所属する千葉が発表した。日本代表のフリオ・ラマス監督(55)は「痛手です。彼は替えの効かない存在」と、予選もけん引した不動の司令塔の離脱に頭を抱えた。

 NBAプレーヤーとなった八村塁、渡辺雄太も参戦が確実で、東京五輪の前哨戦ともいえる大一番を前に痛恨の事態。ラマス監督は選手たちに「コートに100%魂を置く気持ちで、戦い抜いてほしい」と、ハッパを掛けた。

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