初陣のプロップ木津 スクラムでアピールだ“低く速く”
「ラグビー・パシフィック・ネーションズカップ、日本-フィジー」(27日、釜石鵜住居復興スタジアム)
パシフィック・ネーションズカップ(PNC)、フィジー戦に臨むラグビー日本代表は24日、盛岡市内でFW、BKに別れて練習した。プロップ木津悠輔(23)=トヨタ自動車=は代表デビュー戦をW杯につなげる思いを明かした。「(W杯では)スクラムやセットプレーはかなり重要になってくる。そこでの安定性をしっかりアピールしたい」と誓った。
武器はスクラム。175センチはPNC日本代表プロップ陣最小。113キロの体で弾丸のように突進する。長谷川スクラムコーチは「相手の懐に入るのが速い」と評価。木津も「低さとスピードには自信を持ってやってきた」と胸を張る。
「緊張するし、わくわくする」という代表初陣。“低く、速く”というスクラムで名を上げる。