五輪想定の規制、首都高渋滞も テスト2回目、金曜で混雑

 東京五輪・パラリンピックを想定した大規模な交通規制テストが26日、首都圏であった。24日に続いて2回目。本番で選手らが移動に使う首都高速道路は、両国ジャンクション(東京都墨田区)付近などで一時、渋滞が起きた。金曜日で物流のトラックなどが増えたためとみられる。

 一方、国土交通省によると、前回テストした24日の首都高の交通量は101万4千台で、前年同時期に比べ7・3%減少。大会組織委員会が掲げる最大30%の削減目標には遠かった。組織委などは26日の結果も踏まえ、首都高の料金を時間帯で変動させる「ロードプライシング」を採用するなど、本番の対策を決める。

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