高橋大輔が滑って、歌って、舞う!「氷艶2019-」が開幕「新しい挑戦にやりがい」
フィギュアスケートのアイスショー「氷艶2019-月光かりの如く-」が26日、横浜アリーナで開幕した。フィギュアスケートと芸術の融合に挑む同アイスショーは2017年に続いて2度目の開催。今回は演出家の宮本亜門氏が世界最古の長編小説といわれる名作「源氏物語」を、「令和版」に大胆に改変。バンクーバー五輪銅メダリストで、昨年現役復帰を果たした高橋大輔(32)=関大KFSC=が主演を務め、光源氏を熱演した。
高橋はセリフだけでなく、生歌も披露。またワイヤーアクションも見せた。共演した元宝塚のトップスター、柚希礼音らと豪華なステージを繰り広げた。同舞台には、荒川静香、織田信成、鈴木明子、村上佳菜子という日本人スケーターとともに、ステファン・ランビエル(スイス)、ユリア・リプニツカヤ(ロシア)という海外スケーターも重要な役で出演。また、平原綾香、西岡徳馬、福士誠治、波岡一喜という豪華俳優陣は演技とともに、スケートも披露した。
高橋は初回公演後、「今回はセリフあり、歌ありと不慣れな部分がありましたが、新しい挑戦にやりがいを感じました。残りの公演も精一杯魅力を伝え、この勢いを持ってシーズンを迎えられたらと思います」と、コメントを発表。今季については、公演後にショートプログラムの振り付けを行う予定。8月末にアイスショーのフレンズオンアイスに出演する。競技会については、現在検討中とした。