渡辺一平「すがすがしい」のち「すごく悔しい」銅メダル 東京五輪へ決意新た

 「競泳・世界選手権」(26日、光州)

 男子200メートル平泳ぎ決勝が行われ、世界記録(2分6秒67)保持者の渡辺一平(22)=トヨタ自動車=は2分6秒73の3位で銅メダルを獲得した。優勝したアントン・チュプコフ(ロシア)は2分6秒12で世界新記録をたたき出した。

 渡辺は最初の50メートル、100メートルと3番手をキープ。150メートルのターンでは2番手に上げたが、前半は8番手と力を蓄えていたチュプコフが最後の50メートルを31秒89と追い込み、渡辺も好記録を出したものの、優勝はならなかった。

 レース直後は「今日できることは精いっぱいやったつもり。すがすがしい銅メダルです」と話した渡辺。しかし表彰台に立つと、「2年前より強くなったと感じる。にもかかわらず同じ場所にいるのはすごく悔しい」。ジワジワと悔しさが沸いてきたという。

 「うれしさと悔しさを100で表現すると80は悔しい。金メダルを目標に頑張ってきたし、世界記録もかっさらわれた」と無念の表情。これだけハイレベルな争いが繰り広げられることについては「これを良く考えて、1年間後悔しないようにできれば」と話した。

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