奥原希望が4年ぶり優勝に王手「自分らしく強い気持ちで勝ちきる」
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「バドミントン・ジャパン・オープン」(27日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)
女子シングルス準決勝で、世界ランク3位でリオデジャネイロ五輪銅メダリストの奥原希望(24)=太陽ホールディングス=は、同14位のミシェル・リー(カナダ)を2-0(21-12、21-18)のストレートで退け、2年連続で決勝に進出。4年ぶりの優勝に王手をかけた。
リーは前日の準々決勝で世界ランク1位の戴資穎(台湾)を破った勢いのある選手。過去の対戦成績は試合前まで奥原の5勝2敗で、ここのところ4連勝していた。
自分より17センチも高い、身長173センチの相手の角度のあるショットをしのいだ。前後左右に揺さぶり、フェイントも駆使しながら第1ゲームは11-10から7連続得点で突き放した。第2ゲームは終盤18-18ともつれたものの、競り合いを制した。
決勝に向け「自分らしく強い気持ちで勝ちきる。自分の力を出し切ることを重視したい」と意気込んだ。