競泳・池本凪沙が3位「必死こいて」追い上げ自己ベスト 近大付高2年の女子高生
「競泳・W杯東京大会」(3日、東京辰巳国際水泳場)
女子200メートル自由形で池本凪沙(なぎさ、16)=コパン宇治=が終盤の追い上げを見せ、自己ベストの1分58秒19で3位に入った。近大付高2年の女子高生は「予選からいい感じで、決勝でベストが出てよかった。必死こいてやったら(終盤)上げられた」と笑顔を咲かせた。
今年の日本選手権で4位に入った成長株は、リレーメンバーとして先月の世界選手権に代表最年少として初出場。女子800メートルリレーの一員として東京五輪の出場枠獲得に貢献した。
それでも「狙ったタイムが大舞台では出ないなと思った。日本の大会で経験を積んで、世界大会でベストが出れば」と厳しく先を見据える。一方で「世界水泳という舞台を経験したことは自分にとって大きい。これを生かしていきたい」と夢の東京五輪へ向かってまい進していく。