バレーボール日本代表がカナダに敗戦 中垣内監督「荒い試合だった」
「バレーボール・国際親善試合、日本2-3カナダ」(4日、青山学院記念館)
世界ランク11位の日本は、前日に3年ぶりの勝利を収めた同6位のカナダに2-3で敗北した。
チーム最多得点の石川祐希(23)=パドバ=が第1セットの頭からサービスエースで奮闘するも、前日のようにはいかなかった。中垣内監督も「荒い試合だった」。2日間のカナダ戦を「格上にこういう(攻めた)試合ができた」と評価するも、その表情は険しかった。
3日に右膝の大けがから復帰し、3年ぶりに日本代表の試合に立った清水邦広(32)=パナソニック=はチーム2番目の14得点。前日の1得点から、大きく点数を伸ばした。清水は「少しずつ感覚が戻ってきている」。だが監督は満足しない。「3年前から変わってもらわないといけない」とベテランに期待を込めた。