カール・ルイス氏が米大統領批判 人種差別、女性蔑視と主張

 【ロサンゼルス共同】五輪陸上男子で通算9個の金メダルを獲得したカール・ルイス氏(米国)が5日、パンアメリカン大会出席のため訪れたペルーの首都リマで記者会見し、トランプ米大統領を「人種差別主義者であり、女性も蔑視している」と批判した。AP通信が報じた。

 ルイス氏は1951年の第1回パンアメリカン大会に出場した母親の存在を挙げ「強い女性がいなければ私はここに座っていなかった」と主張。サッカーの米国女子代表が男子代表との賃金格差是正を求めて米国連盟を相手に訴訟を起こしている件にも触れ、「われわれ男性は女性に同じ機会を与えることを恐れている」と述べた。

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