2019.08.09

志々目愛、世界女王奪還だ　同階級の阿部は「倒さなきゃいけない相手」

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　柔道の世界選手権（２５日開幕、日本武道館）女子５２キロ級代表で、５月に右足を痛めた志々目愛（２５）＝了徳寺大職＝が８日、都内で行われた女子代表の強化合宿に約３カ月ぶりに参加。手術を回避しリハビリに励んでいたが、医師から世界選手権出場へのＧＯサインが出たといい、「しっかり優勝して五輪につなげたい。出るだけが目的じゃなくて、勝たないといけない」と２年ぶりの女王奪還へ意欲を示した。

　軸足を負傷した影響は大きく、この日も得意技の内股は温存したが、足技で相手を投げるなど順調な回復をアピール。東京五輪代表を争う１８年世界女王の阿部詩（日体大）という強力なライバルがいるが、「倒さなきゃいけない相手」と闘志を燃やした。