五輪OWS、水温などに懸念の声 開始時刻前倒しも
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水泳オープンウオーター(OWS)の東京五輪テスト大会が11日、東京・お台場海浜公園で行われ、参加した選手から水温や水質を懸念する声が相次いだ。国際水連のマルクレスク事務局長は、暑さによる高水温下での競技を避けるため、午前7時に予定されている五輪の開始時刻の前倒しを検討する意向を示した。
男子で2012年ロンドン五輪金メダルのウサマ・メルーリ(チュニジア)は「これまで経験した中で最も水温が高く感じた」とぐったりとした様子。女子の貴田裕美(コナミスポーツ)は「熱中症の不安が拭えなかった」と漏らした。