「ラグビー・日本代表合宿」（２４日、網走スポーツ・トレーニングフィールド）

　好天に恵まれた土曜日とあって、なんと１０００人のファンが、グラウンドに集結。練習する日本代表に熱い声援を送った。夏の網走にラグビー・フィーバー。フランカーのリーチ・マイケル主将（３０）＝東芝＝は「０８年に代表になったときは、代表戦でもスタンドにこんな人数はいなかった。うれしい」と大喜びした。

　練習後は敷地内に設けられた約５０メートルのファンサービスエリアに１０００人が集結。ほぼ全選手がサインや写真撮影に丁寧に応じ、通過に４０分かかった選手もいたほど。日本代表は６月の宮崎合宿中にリーダー陣で話し合い、練習後のファン対応や学校、施設訪問などを行ってきた。

　ＣＴＢ中村亮土（２８）＝サントリー＝は「僕たちの活動がつながっているならありがたい。国全体が１つのチームとして、それを背負って僕らが表現したい」と声援を力に替えて、Ｗ杯に臨む。