大坂なおみ 全米OPへ「すごくエキサイト」錦織、心肺機能低下は「もう大丈夫」
「テニス・全米オープン」(26日開幕、ニューヨーク)
26日(日本時間27日)に開幕するテニスの四大大会最終戦、全米オープンに出場する大坂なおみ(21)と錦織圭(29)=ともに日清食品=が23日、ニューヨークで記者会見を行った。
女子シングルスで2連覇が懸かる第1シードの大坂は「すごくエキサイトしている。ここではいいプレーができるから」と笑顔。「連覇を狙う大会のプレッシャーがどれほどのものかはよく分かっている。そうした経験が自分の助けになると思う」と話した。
男子シングルスで昨年4強の錦織は、得意の舞台に第7シードで臨む。四大大会では5大会連続で8強入りしており、「四大大会は他の大会よりも気合の入り方が違う」と闘志を燃やす。直前のツアー2大会で初戦敗退の一因となった心肺機能が低下した問題は「もう大丈夫」と解消された様子。しかし、痛めている右肘については「まだ、完璧には治っていない。試行錯誤の途中」と歯切れが悪く、3セット先取の長丁場の戦いに向けて一抹の不安を残した。