バドミントンの世界選手権に出場した日本代表が２７日、開催地のスイス・バーゼルから帰国し、羽田空港で会見に臨んだ。男子シングルスで日本選手初の２連覇を達成した桃田賢斗（２４）＝ＮＴＴ東日本＝は「決勝まですべて２－０で勝って自信になった。五輪レースは続くし、１試合１試合全力で頑張る」と決意を語った。

　女子ダブルスでも永原和可那（２３）、松本麻佑組（２４）＝ともに北都銀行＝が日本初の連覇を成し遂げた。永原は「決勝で日本人対決が実現して光栄だった。結果に満足することなく次の大会を目指して頑張る」と話し、松本は２連覇に「優勝してからここにくるまで約１年。２人で試行錯誤しながらやった結果がつながった」と振り返った。

　今大会、日本勢は女子シングルスで奥原希望（太陽ホールディングス）、同ダブルスの福島由紀、広田彩花組（ともにアメリカンベイプ岐阜）、男子ダブルスの保木卓朗、小林優吾組（トナミ運輸）がそれぞれ銀メダル。混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗組（ともに日本ユニシス）が銅メダル。前回１８年大会に並ぶ計６個のメダルを獲得した。