桃田、連覇も東京五輪「金」へ「もっともっとレベルアップしないと」
バドミントン世界選手権で初の全5種目表彰台で昨年に並ぶ最多6個のメダル(金2、銀3、銅1)を獲得した日本代表が27日、スイスから羽田空港に帰国し会見を行った。男子シングルス世界ランク1位で日本勢初の2連覇を達成した桃田賢斗(24)=NTT東日本=は「全て2-0で勝ったのは自信になった」と笑顔で語った。
決勝の第2ゲームではわずか3失点の圧巻プレー。「今回は攻撃的なプレーを増やしていけた。その分、余力を残して戦い抜けた」と勝因を語った。事前の合宿でも「すごくきつい練習」を積み、「自信を持ってプレーできた」ことも圧勝につながったという。
東京五輪金メダル最有力候補だが「今の僕のレベルじゃ勝てなくなる時期が来る。もっともっとレベルアップしないと」と慢心はない。努力家はさらなる成長を目指す。