Tリーグ初代王者の東京が開幕星 水谷が2勝 張本は2敗
「卓球・Tリーグ」(29日、アリーナ立川立飛)
2シーズン目を迎えた男子が開幕。張本智和(16)、水谷隼(30)=ともに木下グループ、丹羽孝希(24)=スヴェンソン=を擁する初代王者の東京が、昨季2位の岡山に3-2で競り勝った。
張本は丹羽と組み、第1試合のダブルスに出場。第1ゲームを11-5で奪ったが、続く2ゲームを失って逆転負けした。勝てばチームの勝利が決まる第4試合では、自らに出番が回ってきた。
森薗政崇(24)との一戦。第1ゲームは9-11で失い、第2ゲームを11-7で取り、第3ゲームは8-11で取られ、第4ゲームを11-4で奪って迎えた試合は6-6から始まる最終ゲームにもつれた。最後はリターンがアウトになり、9-11で競り負けた。
対照的に水谷は2勝。第2試合でストレート勝ちし、1ゲームだけで勝敗を決める第5試合も、ものにした。水谷は「自信もあまりなかったので、できれば張本が決めて終わらせたかった、というのもあった。負けないだろうな、というのもあって準備も難しかった」と話し、張本については「連戦の疲労もあると思う。今日はちょっと冷静ではなかった、というのを感じた」と分析していた。