大坂とガウフの涙に米メディアも感動「謙虚さとスポーツマン精神を教えてくれた」
「テニス・全米オープン」(31日、ニューヨーク)
全米オープン第6日は8月31日(日本時間9月1日)、女子シングルス3回戦を行い、昨年の覇者で第1シードの大坂なおみ(日清食品)が、15歳で初めて同大会のセンターコートに立った世界ランキング140位のコリ・ガウフ(米国)を6-3、6-0で下し、16強入りした。
世界のテニスファンが注目した一戦。「ナオミ・オオサカとココ(英語表記はCoco)・ガウフが謙虚さとスポーツマンシップを教えてくれた」。そんな見出しで詳報したのは米スポーツ専門局、ESPN(電子版)だ。
同サイトは、大坂が試合後に悔し涙を流すガウフに励ましの声を掛け、元選手で同局解説者のメアリー・ジョー・フェルナンデスの取材に一緒に応じることを提案した経緯などを説明。ガウフの健闘を称えながら感極まって涙する大坂の様子など、見る者の心を揺さぶった感動シーンを「観客たちは2人の姿に心を奪われていた。目にしているものによってその場で固まってしまっているようだった」と表現した。
また、大会主催者の公式ツイッターに投稿された、大坂がガウフを励ます様子を収めた24秒の動画は150万回再生を突破した。