桐生祥秀“次世代型”ピンなしスパイクで世界選手権へ 「負担少ない」と手応え
陸上男子100メートル前日本記録保持者の桐生祥秀(23)=日本生命=が3日、欧州遠征から成田空港に帰国した。桐生は先月の福井での大会からアシックス社製の新型ピンなしスパイクをレースで使用。福井の10秒05を皮切りに欧州での3レースでも10秒04、10秒08、10秒11と安定したタイムを残してきた。
「足への負担が少ないと思う。世界選手権でもこれでいけたら」と、3大会ぶりに個人代表入りが確実な世界選手権(27日開幕、ドーハ)でも投入する意向を示した。調子も徐々に上向いてきている。「ここから練習していけば、タイムを上げられる感覚がある。世界選手権では予選を通って、準決勝で勝負したい」と、意気込んだ。