植草歩 柔道代表争いに刺激 空手とは「雰囲気が違う」
東京五輪会場の日本武道館で行われる空手のプレミアリーグ東京大会(6~8日)へ向け、女子組手68キロ超級16年世界選手権女王の植草歩(27)=JAL=が4日、都内で会見した。
同会場で1日まで行われた柔道世界選手権では、2日目の男子66キロ級と女子52キロ級を生観戦。空手とは「雰囲気が違う」と言うが、阿部一二三(日体大)を破って初優勝した丸山城志郎(ミキハウス)の姿に「代表争いもあってすごくピリピリしているのも感じた。刺激になった」と背筋を伸ばした。
7月のアジア選手権ではまさかの初戦敗退に終わっただけに「武道の聖地での優勝を目標に、この1カ月修正してきた」と植草。「来年の8月8日、試合の日をイメージしていく」と力強く拳を握った。